リーバイスのタグ年代判別法!内タグ数字と赤タブで解き明かす価値
ヴィンテージデニムの王道であるリーバイス501年代判別において、まず最初に着目すべきはヒップポケット右側に配された赤タブの表記です。アルファベットの「LEVI'S」の「E」が大文字になっている、いわゆる赤タブビッグE見分け方はコレクターの間で最も有名な識別点です。リーバイスは1971年から1973年にかけて商標表記を「Levi's(small e)」へと順次切り替えたため、両面タブで大文字のEが残る個体は概ね1973年以前の製造と特定できます。
さらに古い時代を遡る場合、パッチの素材が重要な指標となります。1950年代半ばまで採用されていた「レザー(革)」から「ペーパー(紙)」への過渡期(1954〜1955年頃)に位置する革パッチ紙パッチ年代の変遷は、501XX年代特定における決定打となります。革パッチ期は縮みによる硬化を防ぐために紙パッチへと改良されましたが、初期の紙パッチには「Every Garment Guaranteed」という通称ギャランティ入りと呼ばれる印字が存在し、1960年代初頭までの特徴を示しています。
1970年代以降のモデルでは、通称「66(ロクロク)モデル」の識別が肝要です。1970年代中盤の「66前期」と1970年代後半の「66後期」では、66前期66後期見分け方として「バックポケット裏のステッチ(シングルステッチなら前期、チェーンステッチなら後期)」や「内タグの収縮率表記(8%なら前期、10%なら後期)」が決定的な判断材料となります。また、サイドシーム裏に走る赤いステッチの有無で判断する赤耳セルビッチ見分け方も有効であり、1980年代半ば(1986年頃)を境に赤耳仕様(セルビッチ)は姿を消し、脇割り仕様へと完全移行しました。