日本版Cia「内調」の実態とは?仕事内容や採用ルートと噂の真相

日本版Cia「内調」の実態とは?仕事内容や採用ルートと噂の真相とはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

内閣情報調査室を理解する上で避けて通れないのが、「警察庁との極めて強固な関係性」です。組織のトップである「内閣情報官」のポストは、歴代のほぼすべてを警察庁の警視監クラス(警備・公安畑のエリートキャリア)が歴任してきました。

かつて内閣情報官を務めた北村滋氏(後に国家安全保障局長)や瀧澤裕昭氏、原和也氏をはじめとする歴代トップの顔ぶれを見ても、警察官僚が官邸の情報中枢を完全に掌握してきた歴史が浮き彫りになります。

関係省庁のOBが手記や回顧録で明かしている証言によると、内調内部では各省庁からの「出向者同士の熾烈な情報競争」が日常茶飯事です。警察庁、外務省、防衛省、公安調査庁、財務省、経済産業省などから優秀な中堅官僚が集まりますが、それぞれの母体組織の利害や情報共有の壁(セクショナリズム)が存在し、情報の最終集約と官邸への上げ方を巡っては常に高度な政治的駆け引きが繰り広げられます。

「朝のブリーフィングで総理から『この情報の裏付けはどこだ』と問われた際、曖昧な回答は許されない。各省の分析が割れたときにどの見立てを採用するか、その責任とプレッシャーは凄まじい」と、元官邸関係者は当時の緊迫した現場の空気を振り返っています。

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