『Radwimps 2』全曲徹底解説!「愛し」誕生秘話と名盤の真価
『RADWIMPS 2 〜発展途上〜』の評価を決定づけたのが、ミクスチャーロックと鋭利な風刺が交錯するアッパーチューン群です。
「ヒキコモリロリン」では、閉塞感漂う社会や自意識の檻に対する怒りと皮肉が、圧倒的な言葉数のラップで叩きつけられます。タイトル通りの引きこもり心理を嘲笑するのではなく、不器用にもがき苦しむ若者のリアルな痛みを赤裸々に叫ぶ姿勢は、当時のリスナーに強烈なカタルシスを与えました。
一方、ライブの超定番曲となった「なんちって」は、野田の流暢な英語詞と予測不能なリズム展開が炸裂するキラーチューンです。シリアスなメッセージを投げかけた直後に「なんちって」と梯子を外すユーモアとシニカルさは、RADWIMPS特有のシグネチャーサウンドとして確立されました。ネット上のレビューやファンコミュニティでも「この2曲の持つ毒と疾走感こそがRADWIMPSの原点」と絶賛され続けています。