親知らず抜歯後の穴はいつ塞がる?臭いとドライソケットの真相

親知らず抜歯後の穴はいつ塞がる?臭いとドライソケットの真相に関する気になる情報をわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

親知らずを抜いた箇所の骨のくぼみを専門用語で抜歯窩(ばっしか)と呼びます。この穴が消失して平らな歯ぐきに戻るまでには、人体の創傷治癒プロセスに沿った一定のステップを経る必要があります。親知らずの穴が埋まるまでの経緯を時系列で把握しておくことで、余計な不安を払拭し適切なセルフケアを行うことが可能です。

抜歯当日は、出血した血液が穴に溜まり、ゼリー状に固まった血餅(けっぺい)が形成されます。これが皮膚の「かさぶた」と同じ役割を果たし、露出した骨や神経を外部刺激や細菌から保護します。術後3〜4日目頃から血餅の深部で幼若な毛細血管と肉芽組織が作られ始め、約1週間から2週間で周囲の歯肉(上皮)が穴の縁から中央に向かって伸びていきます。歯肉の表面が塞がるまでには約1ヶ月、そしてレントゲン上で骨が完全に再生して穴が埋まるまでの治癒期間には3〜6ヶ月を要します。

治癒の段階(時期)詳細・生体内の変化一般的な症状・基準編集部の見解・重要ケア術後〜24時間抜歯窩に血液が充満し、凝固して血餅が形成される唾液に血が混じる程度の滲出出血血餅を洗い流さないよう強いうがいは厳禁2日〜4日目血餅が器質化し、肉芽組織への置換が進行する親知らず抜歯後の腫れピークを迎える時期冷やしすぎは血流悪化を招くため濡れタオル程度に留める1週〜2週間歯肉の上皮化が進み、穴の開口部が縮小し始める自発痛はほぼ消失、食べかすが挟まりやすい無理にいじらず、優しいブクブクうがいで衛生を保つ1ヶ月〜6ヶ月歯肉が完全に閉鎖し、抜歯窩内部に新生骨が満ちる穴のくぼみが完全に消失し違和感がなくなる定期検診で周囲の歯周組織の安定を確認する

関連記事