レトロ自販機破壊の犯人は特定?防犯カメラとTwitter拡散の真相
レトロ自販機の愛好家から「聖地」として親しまれている神奈川県相模原市の「中古タイヤ市場 相模原店」をはじめ、全国各地のレトロ自販機コーナーが次々と標的となりました。約100台近くの昭和レトロ自販機がずらりと並び、多くの観光客で賑わう同店でも、貴重な「うどん・そば自販機」や「ハンバーガー自販機」の硬貨投入口が破壊される被害が報告され、全国のファンに大きな衝撃を与えました。
報道各社の取材や現場関係者の証言によると、犯行の手口は極めて手荒で計画性に乏しいものが大半です。犯行時間は主に客足が途絶える午前2時から4時頃の深夜帯。バールや大型ドライバーを隙間にねじ込み、テコの原理で扉やコインメック(硬貨選別機)を物理的にへし折る手口が共通しています。
供述や捜査関係者の分析から浮かび上がった犯行の動機は、驚くほど身勝手で短絡的なものでした。防犯システムが強固な最新型自販機を避け、「構造が古く防犯対策が甘い無人機なら簡単に現金を抜き取れる」という浅薄な認識による小銭狙いの犯行です。盗まれた金額自体は1台あたり数千円からせいぜい2万〜3万円程度に過ぎず、そのわずかな現金のために、後世に残すべき歴史的遺産が無残に破壊されるという痛ましい構図が浮き彫りとなっています。