神社の鳥居の役割と正しい作法|赤色の理由や種類・歴史を徹底解説
神社参拝におけるマナーは形式的な縛りではなく、神様に対する敬意と自己の心を整えるための所作です。鳥居を通過する瞬間の基本作法を確認しておきましょう。
1. 鳥居をくぐる前に立ち止まり「一礼」する
鳥居をくぐる直前には、一度立ち止まって本殿に向かって軽く会釈(一礼)をします。他人の家を訪問する際に玄関前で「失礼します」と挨拶するのと同じ感覚です。帽子を着用している場合は脱帽するのが礼儀です。
2. 参道の真ん中(正中)を避けて歩く
鳥居をくぐる際、そして参道を歩く際は、中央を通らずに左右どちらかの端に寄って進むのが鉄則です。参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神様が通る専用の道とされているためです。
左側を通る場合は「左足」から、右側を通る場合は「右足」から鳥居をまたぐと、自然と身体が中央の神前に向くため、より丁寧な所作とされています。もし混雑等で正中を横切らざるを得ない場合は、頭を軽く下げながら通過するのが望ましい振る舞いです。
3. 帰り際にも振り返って一礼する
参拝を終えて境内を出る際も、一番外側の一の鳥居を出たところで振り返り、本殿に向かって一礼して境内を後にします。神様への感謝を納め、日常の世界へと戻る区切りの動作となります。