手根管症候群を自分で治す方法、医師が明かす本当に効くケア3選
手のしびれは「痛みの強さ」だけで重症度を測ることはできません。感覚神経の障害が進むと、痛みを感じる力そのものが麻痺して逆に痛みが引いたように錯覚することがあるためです。
【セルフケアで様子を見てよい人】
- しびれがたまに発生する程度で、手を振れば数秒〜数分で消失する
- ボタンかけや箸の上げ下げなど、指先の細かい動作に支障がない
- 母指球(親指の付け根)の厚みが左右均等に保たれている
- ビタミンB12(メコバラミン)の補給やストレッチで日ごとに改善を実感できる
【直ちに整形外科・手の外科を受診すべき人】
- OKサインを作ろうとすると親指と人差し指が丸を作れず「涙のしずく型」になる
- 親指の付け根の筋肉が痩せ細り、平らになっている(摘まむ力が明らかに落ちている)
- 日中も常に指先の感覚が鈍く、触れた感覚が麻痺している
- 夜間に強い痛みで目が覚めることが連日続いている
親指の付け根の筋肉(短母指外転筋など)が一度完全に萎縮してしまうと、手術で神経の圧迫を解除しても筋肉の回復は非常に困難になります。「もう少し様子を見よう」という油断が、一生の手の不自由につながるリスクがあることを忘れてはなりません。