攻玉社中学校・高等学校の進学実績が驚異的な本当の理由【2025年最新】
学校法人攻玉社の起源は、幕末の1863(文久3)年に蘭学者・教育者である近藤真琴が芝三田の私邸に開いた私塾「攻玉塾」に遡ります。福澤諭吉の慶應義塾、中村正直の同人社と並び「明治の三大義塾」と称された名門です。
明治期には日本初の私立海軍兵学校予備校として多くの海軍士官や技術者を育成し、日本の近代化を支えました。校名にある「攻玉」は、中国の古典『詩経』の「他山の石以て玉を攻(みが)くべし」という一節に由来しています。他者の優れた点や失敗さえも糧にして己を磨き上げるという人格陶冶の精神は、創立から160年以上を経た現在も教育の根本に息づいています。
現在でも「誠意・礼譲・質実剛健」を校訓に掲げていますが、かつて語られたような形式的な規律重視ではなく、「自らを律し、他者を敬う紳士の育成」という現代的な解釈のもとで日々の指導が行われています。