お風呂の24時間換気は消すべき?つけっぱなしの電気代とカビ予防の真実

お風呂の24時間換気は消すべき?つけっぱなしの電気代とカビ予防の真実の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

「換気扇を24時間回しっぱなしにすると電気代が跳ね上がるのではないか」という懸念は、消費電力の計算式を知ることで完全に払拭されます。

一般的な浴室換気扇における「24時間換気モード(弱運転)」の消費電力は、わずか2W〜5W程度(DCモーター採用の最新機器では1.5W前後、一般的なACモーターでも3〜7W程度)です。これに対し、「強運転」は10W〜20W程度、そしてヒーターを使って温風を出す「浴室暖房乾燥機(衣類乾燥・浴室暖房)」は1,200W〜1,400Wという強烈な電力を消費します。

多くの人が混同しているのが、この浴室乾燥機と24時間換気の違いです。衣類乾燥モードを毎日何時間も回せば電気代は月数千円単位で跳ね上がりますが、24時間換気モード単体であれば、電球1個を灯すよりもはるかに少ない電力で稼働し続けます。

運転モード消費電力の目安1ヶ月の電気代の相場(目安単価31円/kWh換算)編集部の見解・評価24時間換気(微弱・標準)2W 〜 5W約45円 〜 約115円 / 月ジュース1本以下のコスト。住居の耐久性と衛生環境維持のために常時稼働が必須。通常換気(強運転・24時間連続)12W 〜 20W約270円 〜 約450円 / 月入浴直後の急速排湿(2〜3時間)に使用し、その後は24時間換気へ戻すのが最も経済的。浴室暖房・衣類乾燥(ヒーター稼働)1,200W 〜 1,400W1回(2時間)あたり約75円〜90円
(毎日使用で月約2,300円〜2,700円)熱源ヒーターを使うため電力消費が大きい。24時間換気とは全くの別物として管理が必要。

表に示した通り、お風呂の換気扇の電気代は1ヶ月つけっぱなしにしても100円前後にすぎません。年間を通しても1,000円〜1,500円前後の支出であり、これを節約するためにカビ取りの手間や健康被害のリスクを負うのは極めて不合理であると言えます。

清水 千尋

清水 千尋

フード&トラベルライター

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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