ソラノイロ麹町は本当に閉店した?噂の真相と進化したベジソバを徹底解説
検索エンジンに「ソラノイロ 麹町」と打ち込むと、サジェストに「閉店」「リニューアル」といった不穏な単語が並びます。多くのファンを不安にさせたこの噂の発端を追うと、過去に実施された2つの明確な転換点が浮かび上がります。
第1の要因は、2020年秋に敢行された大規模リニューアルです。創業以来の看板であった「ソラノイロ japanese soup noodle free style」の営業を一時休止し、「ソラノイロ ARTISAN(アルチザン)」として生まれ変わる際、店舗改装のために数週間の休業期間が発生しました。この一時的なシャッタークローズが、一部のWebまとめサイトやSNSで「麹町本店が閉店」と断片的に切り取られてしまった経緯があります。
第2の要因は、都内各所や商業施設で展開されていた系列支店のスクラップ&ビルドです。東京駅構内や京橋、名古屋などの出退店戦略の中で、特定店舗の営業終了告知が「ソラノイロ全体の閉店」あるいは「創業地・麹町の撤退」と混同されて伝播しました。公式発表資料および現地の営業実態を確認する限り、麹町本店が完全に撤退した事実は一度もありません。
創業者である宮崎千尋氏は、当時の専門誌インタビューや自著・メディア取材の場で「同じ場所に留まり続ければ、どれほど愛された味であっても必ずマンネリ化する。自らの手で壊し、職人として磨き直す覚悟が必要だった」と語っています。フランス語で「職人」を意味するARTISANの冠を掲げた決断は、衰退による閉店ではなく、さらなる高みへ登るための攻めのリニューアルだったことが分かります。