捻挫を早く治すマッサージの真実!患部を揉むリスクと正しい血流ケア
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足首の捻挫で最も頻度が高いのは、足の裏が内側を向くように捻る「内反捻挫」です。このとき外くるぶし周辺にある前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)や踵腓靭帯(しょうひじんたい)が過度に引き伸ばされ、線維の一部または全部が断裂しています。
靭帯が傷ついた瞬間、周囲の毛細血管も同時に破綻し、組織内への内出血と炎症反応が一気に加速します。この急性炎症期(受傷から48〜72時間)に患部をグイグイと指で揉んだり押し込んだりすると、修復に向かおうとしている組織を再び引き裂き、止血しかけていた血管を再破綻させる結果にしかなりません。
「コリをほぐせば血行が良くなって早く治る」という認識は、筋肉痛や慢性疲労に対しては正しくても、靭帯損傷という外傷の急性期においては完全な逆効果となります。炎症物質(ブラジキニンやヒスタミンなど)が周囲へ拡散し、腫脹(腫れ)と激痛をさらに悪化させる原因になるため、初期の患部マッサージは絶対に避けなければなりません。