ネットの暗部「私的画像拡散」被害を防ぐ法改正と即時削除の全貌
テクノロジーが人間の醜悪な欲望を増幅させる様は、多くの映像作品でも鋭く描かれてきた。Netflixで配信され世界的熱狂を生んだ社会派ドラマ『ブラック・ミラー』では、個人の秘密やプライベートな映像がデジタルネットワークを通じて人々の暴走を招くディストピアが描かれている。ドラマの中で描かれた「誰かの弱みが一瞬で世界中に共有され、嘲笑の対象となる」恐怖は、もはやフィクションではなく現実のニュースそのものだ。
また、映画『ソーシャル・ネットワーク』が描いたプラットフォーム誕生の過渡期において、人々を評価・格付けし、他者のプライバシーを娯楽化する欲望がSNSの原型にあったことは記憶に新しい。人間関係をデジタル化する試みがもたらした便利さの裏には、個人の生活を容易に破壊し尽くす劇薬が潜んでいたことを、現在の被害事例は改めて証明している。