なぜ大行列?四日市「ひもの食堂」の魅力と注文法・混雑回避術を解剖
ネット上の口コミサイトやSNSを定性調査すると、高評価の要因として魚の鮮度と同じくらい頻出するのが、卓上に常備されている「ひもの食堂特製・秘伝の旨だれ」の存在です。
通常、干物は塩分がしっかり効いているため醤油を少量垂らすかそのまま食すのが一般的ですが、同店の旨だれは昆布や鰹の出汁、みりん、醤油を絶妙な比率で煮詰めた甘辛い特製タレ。これが脂の乗った焼き魚と合わさることで、まるで蒲焼きのようなコクと照りが加わります。
コミュニティやSNS上の生の声を見ても、熱烈なファンによる独自の食べ方が確立されています。
「サーモンハラスの脂と秘伝のタレが混ざり合った肉汁を、最後にご飯の上へ全がけしてかき込むのが至高の瞬間。これ中毒性が高すぎる」(30代男性・ツーリング客)
「子どもが普段は焼き魚の骨を嫌がるのに、ここのホッケは身が大きくてホロホロ取れるから完食した。タレが甘口なので万人受けする味付け」(40代女性・ファミリー利用)
一方で、「干物本来の塩気が強めの個体の場合、旨だれをかけすぎると味が濃くなりすぎる」という指摘も一部で見受けられます。まずはそのまま一口食べて塩分を確認し、後半の味変として大根おろしやタレを活用するのが、現場を知り尽くした通の作法です。