鶏胸肉を炊飯器で極上しっとりに!パサつきと食中毒を防ぐ温度管理術
Q1:保温時間は何分がベストですか?長時間の放置はなぜ危険なのですか?
A1:鶏胸肉1枚(約300g)に対して、沸騰した熱湯を注いでからの保温時間は45分から最長60分が黄金律です。数時間放置すると、肉のアクチンが徐々に縮んで水分が抜けパサパサになるだけでなく、保温機能の温度が下がった際に細菌が繁殖しやすい危険領域に入るため、タイマーをかけて時間通りに取り出すことが必須です。
Q2:ジップロックは本当に溶けませんか?ラップで代用しても大丈夫ですか?
A2:旭化成の「ジップロック フリーザーバッグ」は耐熱温度が100℃あるため、炊飯器の保温(約60〜73℃)で溶ける心配はありません。ただし、ラップ単体での代用は厳禁です。密閉性が低く加熱中に解けてお湯が侵入するリスクや、薄いラップが内釜の底に張り付いて破断する危険性が極めて高いため、必ず湯煎・冷凍に対応した厚手の耐熱密閉袋(またはアイラップ等)を使用してください。
Q3:出来上がった鶏胸肉の中心がほんのりピンク色をしています。これは生焼けですか?
A3:肉の色が薄いピンク色であること自体は、肉のミオグロビンという色素タンパク質が低温で熱変性した際に見られる正常な現象(ロゼ状態)の場合もあります。しかし、指で押して弾力がなくブヨブヨしている、肉汁が赤く濁っている場合は明らかに中心温度不足(生焼け)です。安全を期すため、少しでも生焼けの疑いがある場合は、カットして電子レンジで30〜60秒ほど再加熱し、中心部まで完全に白く不透明になるまで熱を通してください。