モロー反射はなぜ起こる?激しい理由や点頭てんかんとの違いを徹底解説
多くの保護者がネット検索を重ねるなかで強い不安を抱くのが、「このビクッとする動きは、難治性の病気である点頭てんかん(ウエスト症候群)ではないか」という疑問です。両者には明確な相違点が存在します。
第一の違いは「刺激の有無」です。モロー反射は音や光、身体の揺れといった明確な刺激に反応して単発で起こります。一方、点頭てんかんは外的な刺激が何もない安静時や、寝起きのタイミングで前触れなく発症します。
第二の違いは「動作のパターンと反復性」にあります。モロー反射は両手をパッと外に開く仕草ですが、点頭てんかんは頭を前に「カクン」と折り曲げ、両腕をピーンと突っ張る、あるいは抱え込むような痙攣発作です。さらに最大の特徴として、数秒から数十秒の間隔で同じ発作を何度も繰り返す「シリーズ形成」が見られます。
発症月齢にもズレがあります。モロー反射は生まれた直後から存在しますが、点頭てんかんは生後3ヶ月〜11ヶ月頃(ピークは生後4〜7ヶ月)に初めて発症するケースが大半です。もし「無刺激で発作を繰り返す」「急に笑顔が減った」などの異変を感じた場合は、スマートフォンでその瞬間の動画を撮影し、早急に小児神経専門医や小児科を受診してください。