モラハラ旦那の特徴と無自覚な支配心理|外面が良い夫の末路と脱出策
SNSやWeb掲示板では、モラハラへの対抗策として安易なアドバイスが飛び交っていますが、その中には現場の実態に照らし合わせると極めて危険な誤解が含まれています。 ネット上で頻繁に推奨されるのが「相手にせず無視を貫くこと」です。しかし、中途半端なモラハラ対処法無視は、多くの場合において事態を劇的に悪化させます。前述の通り、加害者は自己愛を支えるために相手からの反応(怯え、謝罪、困惑)を渇望しています。そこへ「無反応」を突きつけられると、彼らは激しい自己愛憤怒(ナルシシスティック・レイジ)を引き起こし、無視を破るために怒号、家具の破壊、経済的兵糧攻めなど、攻撃をエスカレートさせる傾向があります。物理的な距離や第三者の介入がない状態での無視は、火に油を注ぐ行為になりかねません。 一方で、彼らには明確なモラハラ夫の弱点が存在します。それは「公的な第三者の視界」「法的な強制力」「揺るぎない客観的証拠」です。彼らは世間体と自身の社会的評価を命よりも重く捉えているため、会社の上司、警察、弁護士、家庭裁判所の調停委員といった「自分の社会的立場を脅かす権威」の前では途端に牙を抜かれ、平身低頭になる傾向があります。密室で個人的に対抗しようとするのではなく、公的な場へ引きずり出す準備こそが最大の急所となります。