ミニオンのボブはなぜ愛される?目の色の秘密や相棒ティムの正体を徹底解説!
長年シリーズを追っている熱心なファンの間で時折論争となるのが、「ボブは昔、1つ目だったのではないか?」という疑問です。ネット上の一部まとめ記事や初期Wikiでは情報が混乱していますが、編集部が怪盗グルーシリーズのボブ出演作を時系列で精査したところ、明確な事実が判明しました。
実は、2010年の第1作『怪盗グルーの月泥棒』の劇中および短編映像において、ネファリオ博士が開発した反重力薬を飲まされて宙に浮いてしまうミニオンに「ボブ(Bob)」という名前が与えられていました。その初期のボブは「1つ目で頭に数本の毛が生えたのんびり屋」の個体でした。
しかし、2015年にスピンオフ映画『ミニオンズ』を制作するにあたり、イルミネーション・スタジオは主要トリオのキャラクターデザインを刷新。主役の1人として新たに設計されたのが、現在の「2つ目・オッドアイ・ハゲ頭」のボブです。つまり、「初期の設定名が後の看板キャラクターにリサイクルされた」というのが真相であり、同一人物が整形や変異をしたわけではありません。
また、ミニオンボブ声優ピエールコフィンの経歴に関しても、ファンの間で広く知られるべき驚くべき事実があります。一部で「子供の声優が演じているのでは」と噂されたボブの愛らしい高音ボイスですが、実際に声を担当しているのは『怪盗グルー』シリーズの共同監督を務めたフランス人アニメーション監督、ピエール・コフィン(Pierre Coffin)氏本人です。
コフィン監督は、フランスの名門アニメーション校ゴブランを卒業後、スティーヴン・スピルバーグ率いるアンブリン・エンターテインメント等を経てイルミネーションの看板監督となりました。何百体ものミニオンたちの声をピッチシフター(音程変換機)を使い分けながら自ら演じ分けており、ボブの無邪気なイントネーションやアドリブの鳴き声も、すべてコフィン監督の卓越した声帯コントロールから生み出されています。