みかんの白い筋は捨てるな!アルベドの驚異的栄養と健康効果を徹底解剖
栄養価値が高いと理解していても、「小さな子どもが喉に引っ掛けて嫌がる」「口の中に繊維が残る食感がどうしても受け付けない」という場面も少なくありません。爪で一本ずつむしり取ろうとすると果肉が破れて果汁がこぼれてしまいますが、以下の方法を使えば短時間で綺麗に取り除くことが可能です。
① 和歌山剥き(有田剥き):
みかんのヘタのない「お尻側(果頂部)」の中心に親指を入れ、果実を半分に割ります。さらにそれを半分に割り、4分割にします。ヘタのついていた中心軸側から外側へ向かって皮を剥がすと、アルベドの繊維が外皮側に引きずられて一緒に剥がれ落ち、果肉側に筋がほとんど残りません。
② お湯浸けテクニック(缶詰風の徹底除去):
鍋に湯を沸かし、皮を剥いたみかんを房ごとに分けて約80℃〜90℃の湯に1分〜2分ほどくぐらせます。その後すぐに氷水へ落とすと、ペクチンが熱で分解・軟化し、手で撫でるだけで白い筋と薄皮がスルリと剥がれます。デザート作りや離乳食・介護食の仕込みに極めて有効な手法です。
【プロの結論】白い筋を食べるべき人・無理に食べなくても良い人の判断基準
食品栄養学および生活習慣病予防の観点から、みかんの白い筋の摂取方針を個々の体調に合わせて明確化します。
【積極的に筋ごと食べるべき人】
・手足の冷えや末梢血流の悪さに悩んでいる人
・日頃の運動不足や食生活の乱れから血圧・血管年齢が気になる人
・食後の急激な血糖値上昇を防ぎ、ダイエット効果を高めたい人
・慢性的な便秘傾向にあり、腸内フローラを改善したい人
【無理に筋を食べず、適度に取り除いた方が良い人】
・急性胃腸炎や胃潰瘍など、消化器系に明確な炎症やダメージを抱えている回復期の人
・消化器官が未発達な乳幼児(離乳食期)や咀嚼・嚥下機能が低下している高齢者
・繊維のザラつきが強いストレスになり、果物本来の食事の喜びを著しく損なってしまう人