美空ひばりは「リンゴの唄」を歌った?リンゴ追分との違いと衝撃の真相
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ネット検索で頻繁に見られる「美空ひばり リンゴの唄」という組み合わせですが、まず明確にしておくべき歴史的事実があります。戦後日本の復興シンボルとなった「リンゴの唄」のオリジナル歌唱者は並木路子(霧島昇との共唱)であり、美空ひばりの持ち歌ではありません。
美空ひばりが世に放った不朽のミリオンセラー(当時のSP盤換算)は、1952年に発表された「リンゴ追分」です。タイトルに同じ「リンゴ」を冠していること、そして昭和を代表する国民的歌手と国民的ヒット曲というイメージが重なり合った結果、現代のリスナーの間で混同が生じやすくなっています。
しかし、美空ひばりと「リンゴの唄」が無縁だったわけではありません。日本コロムビアに残された公式録音データによると、美空ひばりは後年に昭和の名曲をカバーする企画や特選集において「リンゴの唄」を正式にレコーディングしています。現在でも『美空ひばり特選集 ふる里は遠い空』や『美空ひばり生誕70年記念 カバーソング コレクション』などの公式音源で、彼女ならではの卓越した節回しと瑞々しい表現力による「リンゴの唄」を聴くことができます。