毛皮のマリーズ武道館解散の真相|志磨遼平とメンバーの現在&名曲
毛皮のマリーズは2003年、和歌山県出身の志磨遼平(ボーカル)を中心に、越川和磨(ギター)、栗本ヒロコ(ベース)、富士山富士夫(ドラム)の4人によって結成されました。バンド名はアンディ・ウォーホルゆかりのヴェルヴェット・アンダーグラウンドの楽曲「毛皮のヴィーナス」や、寺山修司の戯曲「毛皮のマリー」などにインスパイアされたとされ、アングラカルチャーの香りを漂わせる強烈なビジュアルとパフォーマンスでインディーズ界隈の話題を独占しました。
2006年にリリースされた1stアルバム『戦争をしよう』で放たれた初期衝動は、日本のガレージパンク/ロックンロールシーンに鮮烈な爪痕を残します。その後、『マイ・ネーム・イズ・ロマンス』『Gloomy』と精力的に作品を発表し、ライブハウスの動員を急拡大。2010年4月、日本コロムビア内の名門レーベル「TRIAD」からメジャー1stアルバム『毛皮のマリーズ』をリリースし、メジャーシーンへと殴り込みをかけました。
メジャー進出後の彼らの変貌は目覚ましく、管弦楽を大胆に導入した『ティン・パン・アレイ』、そして英国ロンドンのアビー・ロード・スタジオで制作されたラストアルバム『THE END』に至るまで、わずか2年足らずのメジャー活動期に凄まじいスピードで音楽性を拡張。常にファンの予想を裏切り、裏切ることで魅了し続けた希有な歴史を刻みました。