マフラーから水が出るのは故障?完全燃焼の証拠と危険なサインの見極め方
マフラーから水が出るのは故障?完全燃焼の証拠と危険なサインの見極め方の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。
高圧洗浄機を使った洗車時や、台風・ゲリラ豪雨による道路冠水で「マフラーに水が入ってしまったのではないか」と不安になるケースも後を絶ちません。現場でよく寄せられる疑問と正しいリカバリー手順を整理します。
まず通常の洗車において、テールパイプへ多少水が跳ね入った程度であれば全く問題ありません。エンジンを始動すれば排気圧力によって外部へ押し出され、排気熱によって自然乾燥します。ただし、コイン洗車場の高圧ガンをサイレンサー内部へ直接噴射する行為は避けてください。消音材であるグラスウールが水分を吸って劣化し、消音性能の低下や内部腐食を早める原因になります。
注意が必要なのは道路冠水による水没リスクです。マフラーの開口部が完全に水没した状態でエンジンを停止させてしまうと、排気管内部に水が逆流し、最悪の場合はエキゾーストマニホールドを通じて燃焼室へ水が到達します。液体は気体のように圧縮できないため、無理にセルモーターを回すとコンロッドが曲がる「ウォーターハンマー現象」を引き起こし、エンジンが一瞬で全損します。マフラー出口を超える高さまで浸水した疑いがある場合は、絶対にエンジンを再始動せず、ロードサービスを呼んでレッカー移動させてください。