まだ捨ててる?人参の葉レシピ決定版|苦味が消える下処理と絶品料理5選の背景について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。
人参といえばオレンジ色の根を食べるのが一般的ですが、日本食品標準成分表などの分析データを紐解くと、葉の部分は根を凌駕するほどの栄養素を蓄えていることが分かります。抗酸化作用を持つβ-カロテンはもちろんのこと、骨の形成に不可欠なカルシウム、免疫維持を助けるビタミンC、貧血予防に役立つ鉄分などがバランスよく含まれています。
緑黄色野菜特有のファイトケミカルが豊富に含まれるため、日々の食事で手軽に栄養価を底上げしたい家庭にとって、まさに天然のサプリメントとも呼べる存在です。根と葉の栄養価の違いを客観的データで比較してみましょう。
栄養成分(可食部100gあたり)人参の葉(生)人参の根(皮つき生)編集部の栄養分析β-カロテン当量約 4,200 µg約 8,600 µg根には及ばないものの、緑黄色野菜としてトップクラスの含有量。ビタミンC約 19 mg約 6 mg根の約3倍以上。熱に弱いため短時間加熱調理が理想。カルシウム約 240 mg約 28 mg根の約8倍以上。牛乳(100g中約110mg)を大きく上回る高含有。鉄分約 1.9 mg約 0.2 mg植物性鉄分が豊富。油や動物性タンパク質と合わせて吸収率UP。食物繊維約 4.8 g約 2.8 g不溶性食物繊維が中心。腸内環境の改善に直結。
井上 凛
シニアコンテンツプロデューサー
心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。