理学療法士がピラティス資格に殺到する3つの理由と年収の真相
厚生労働省の統計等において、病院や介護施設に勤務する理学療法士の平均年収は約400万〜430万円前後で推移しており、昇給幅の小ささが業界全体の構造的な課題として横たわっています。一方、ピラティス資格を保持する理学療法士のキャリアパスは、ここ数年で急速な多様化を見せています。
一般的なピラティスインストラクター専業の場合、正社員雇用の平均年収は300万〜380万円程度と医療職より低めになるケースも珍しくありません。しかし、「理学療法士×ピラティス資格」というダブルライセンスを保持した人材の市場価値は別格です。
近年急増している自費リハビリ施設、パーソナルピラティススタジオ、あるいは運動療法特化型の先進的な整形外科クリニックでは、解剖学的評価に基づいて個別プログラムを組める理学療法士インストラクターへの求人需要が殺到しています。こうした施設への転職により、基本給にインセンティブ(指名料・セッション歩合)が上乗せされ、年収500万〜650万円を稼ぎ出すセラピストが続出しています。副業として週末にスタジオでパーソナルセッションを担当し、月5万〜10万円の副収入を安定して得るスタイルも定着しました。