離乳食初期のいちごは生でNg?失敗しない裏ごしと加熱の極意
SNSや育児コミュニティの現場報告で後を絶たないのが、「スプーンで潰しただけのいちごをあげたら、むせて激しく吐き戻してしまった」「種がそのまま便に出てお尻がかぶれた」という失敗談です。いちごの表面に無数に存在する小さな粒は、植物学上は「痩果(そうか)」と呼ばれる果実そのものであり、中心には硬い種子が含まれています。
咀嚼力が未発達で舌を前後にしか動かせないゴックン期の赤ちゃんにとって、この微小なつぶつぶは喉を刺激して誤嚥(ごえん)を誘発する異物でしかありません。離乳食初期においては、茶こしや裏ごし器を使用した種の完全除去が絶対に省略できない工程となります。
滑らかで安全なゴックン期 いちごペーストを作るための、正しい下処理ステップは以下の通りです。
まず、ヘタをつけたまま流水で丁寧に水洗いし、水気を拭き取った後にヘタを包丁で切り落とします。ヘタを取ってから洗うと水っぽくなり、ビタミンCが流出するため順番に注意が必要です。次に果肉を細かく刻み、耐熱容器に入れて離乳食初期 いちご レンジ加熱を行います。加熱の目安は、いちご1個(約15g)に対して水小さじ1/2を加え、ラップをふんわりとかけて500W〜600Wの電子レンジで20〜30秒間しっかりと沸騰させることです。
加熱直後の温かいうちに金属製の茶こしや裏ごし器に移し、スプーンの背でしっかりと押し潰しながら裏ごしします。裏ごし器の網目に種が引っかかり、下に鮮やかなルビー色のトロトロした果汁ペーストだけが抽出されます。冷めると粘度が増して裏ごしが困難になるため、加熱後すぐに作業を行うのが滑らかに仕上げるプロのコツです。