2006年甲子園の熱闘!早実対駒苫の再試合とハンカチ世代の現在
2006年大会は、決勝の2校以外にもハイレベルな強豪が揃った大会でした。ベスト4に進出したのは、早稲田実業、駒大苫小牧に加え、鹿児島工(鹿児島)と智弁和歌山(和歌山)です。
初出場ながら快進撃を続けた鹿児島工は、独特のキャラクターで人気を博した今吉晃一捕手を中心に旋風を巻き起こしました。強打を誇る智弁和歌山は、準々決勝の帝京戦で9回裏に4点差をひっくり返す大逆転劇を演じ、甲子園史に残る乱打戦としてファンを熱狂させました。
1931〜1933年の中京商(現・中京大中京)以来、73年ぶりとなる「夏3連覇」にあと一歩届かなかった駒大苫小牧。敗因として挙げられるのは、激戦の連続による田中投手の勤続疲労に加え、早実打線が誇る驚異的な粘り強さでした。早実打線はファウルで球数を投げさせ、王者の隙を見逃さない徹底したチームバッティングを貫き、わずかな差で頂点を掴み取ったのです。