2026年夏、空前の「極上モモ」ブーム到来!1杯5000円超でも行列が絶えない果樹園パフェの進化論
今のトレンドを象徴するのは、彫刻作品を思わせる立体的なアセンブルだ。桃の薄切りを何重にも重ねて開かせた「大輪の大地」、ハーブやスパイスを効かせた透明なジュレ、自家製ジェラートの層。上から下へとスプーンを進めるごとに、香りや食感が鮮やかに変化する設計が見事というほかない。
あるトップパティシエは「桃は非常にデリケートで酸化しやすい。カットの角度一つ、出す温度帯一つで香りの立ち方が変わる」と明かす。もはや素材を乗せるだけの時代は終わった。香水のノートのように、トップ、ミドル、ラストノートで変化する味覚の組み立てこそが、現在の評価軸なのだ。