「ここが私のアナザースカイ」神回の名言と歴代ロケ地・選定理由の真相
2021年9月、13年におよぶ歴史に一度幕を下ろしたアナザースカイ。アナザースカイの復活理由には、テレビ業界の地殻変動と視聴形態の変化が深く関わっています。
終了の直接の契機は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う海外渡航の完全停止でした。一時は国内ロケに特化して継続を試みたものの、番組本来の「異国で自らを見つめ直すスケール感」の維持が難航し、看板スポンサーの撤退も重なって休止を余儀なくされました。
しかし、番組終了直後から日テレへの再開要望が殺到しただけでなく、TVerやHuluにおける「見逃し配信」の過去アーカイブ再生数が異例の高水準を維持し続けたのです。世帯視聴率という単一の指標から、配信再生数やコア視聴率(13〜49歳の個人視聴率)を重視する指標へと業界全体がシフトした結果、「タイムシフト視聴で確実に若年層・購買層を動かせる超優良コンテンツ」として再評価されました。渡航制限の緩和とともにスポンサーが再参入を決めたことで、わずか1年の空白期間を経て奇跡のレギュラー復活を果たしたのです。