筋肉がつきやすい人の共通点とは?遺伝とスポーツ医学が明かす真実

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身体の筋肉量を左右する最大の決定要因の一つが、「DNAの配列」にあることはもはや疑いようがない。近年の遺伝学とスポーツ医学の急速な進歩は、個人の肉体的ポテンシャルを決定づける複数の因子を特定した。

最も代表的な例が「ACTN3(アクチニン3)」と呼ばれる遺伝子だ。この遺伝子がコードするα-アクチニン3タンパク質は、瞬発力や強い力を生み出す「速筋線維」の構造を維持するために欠かせない。研究によれば、この遺伝子の機能型を両親から受け継いでいるタイプは、筋肥大を起こしやすく爆発的なパワーを発揮しやすい。一方で、変異型を持つタイプは持久力に優れるものの、短期間での大幅な筋量増加には不利な傾向がある。

さらに見逃せないのが、「マイオスタチン」というタンパク質の存在だ。マイオスタチンは骨格筋の過剰な成長を抑制するブレーキの役割を果たしているが、生まれつきこの分泌量が少ない、あるいは受容体の感度が低い人間が存在する。全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の学術知見でも、こうした筋肥大の抑制機構が弱い体質こそが、少ない負荷でも瞬く間に巨大な筋肉を構築できる科学的根拠として議論されている。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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