茶色の作り方完全攻略!絵の具の混色比率と濁らないプロの調色術

今注目を集めている 茶色の作り方完全攻略!絵の具の混色比率と濁らないプロの調色術について、主要な情報をご紹介しています。

調色で失敗しないための第一歩は、茶色という色の正体を色彩工学的に捉えることです。茶色は独立した単一の波長を持つ色ではなく、基本的には「明度(明るさ)と彩度(鮮やかさ)を落とした暗いオレンジ〜赤黄」に分類されます。

絵の具をはじめとする塗料や染料の混色は「減法混色」と呼ばれ、色を重ねるほど光が吸収されて暗くなっていきます。茶色を作るルートは大きく分けて以下の2パターンが存在します。

1つ目は、色の三原色の割合(赤・黄・青)をバランスよく配合する方法です。ベースとなる「赤と黄」で鮮やかなオレンジを作り、そこに引き締め役としてごく少量の「青」を加えることで、鮮やかさが程よく抑えられて自然な茶色が立ち現れます。

2つ目は、色彩学補色の原理を活用した2色混色です。色相環でちょうど正反対に位置する色同士(補色)を混ぜ合わせると、お互いの彩度を打ち消し合って無彩色(グレー・黒)に近づいていきます。この特性を利用し、「赤と緑の補色混色」や「オレンジと青の補色混色」を行うことで、3色を細かく計量するよりも素早く、安定した茶色を練り上げることができます。

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