元旦の能登半島地震はなぜ起きた?震源メカニズムと2026年の教訓
「日本海側は太平洋側に比べて地震が少ない」という認識は、完全な誤謬です。元旦地震 過去の記録や歴史地震のデータを精査すると、日本海東縁部には歪み集中帯が存在し、過去にも周期的に巨大地震が発生してきました。
近代以降だけでも、1983年の日本海中部地震(M7.7、津波による犠牲者100人)、1993年の北海道南西沖地震(M7.8、奥尻島を壊滅させた巨大津波)など、短時間で沿岸を襲う津波地震が記録されています。また、能登半島周辺でも1993年能登半島沖地震(M6.6)や2007年能登半島地震(M6.9)が発生し、地殻活動の活発化が警告されていました。
日本海側の断層は沿岸部のすぐ近くに位置しているため、震源から陸地までの距離が極めて近く、津波の到達時間が数分から十数分と極めて短いという特徴があります。元旦の地震は、まさにこの日本海側特有のリスクが最悪の形で顕在化した事例でした。