千葉リンちゃん事件の真相と現在|元Pta会長の動機と遺族の闘い
事件発生から約3週間後の4月14日、警察は死体遺棄容疑で松戸市六実地区の自称不動産賃貸業・渋谷恭正容疑者(当時46歳)を逮捕しました。逮捕の決め手となったのは、遺体発見現場付近に残されていた遺留物から検出されたDNA型と、渋谷の所有するキャンピングカーおよび軽自動車の防犯カメラ映像でした。
逮捕当時、地域住民が何よりも震撼したのは、渋谷受刑者がリンちゃんが通っていた小学校の元PTA会長であり、通学路で児童を見守る「見守り隊」のリーダーを務めていた事実です。毎朝、黄色い旗を持って交差点に立ち、子どもたちに笑顔で声をかけていた人物が、まさにその登校途中の児童を狙ったという事実は、周囲に計り知れない不信感と恐怖を与えました。
しかし、渋谷受刑者は取り調べにおいて完全黙秘を貫き、裁判が始まってからも「検察側の証拠は捏造されたもの」「自分は犯人ではない」と冤罪主張を繰り返しました。キャンピングカーからリンちゃんの血液やDNA型が採取されるという決定的な物証を突きつけられても、自らの関与を否定し続けました。