英語の目的語とは?補語との決定的な違いと語順をプロが徹底解説
英語における目的語(Object=記号ではOと表記)とは、ひと言で言えば「動詞の動作が直接及ぶ対象」を指します。中学英語の基礎まとめとして最初に習う基本ルールですが、日本語の助詞感覚(「〜を」「〜に」)だけで捉えようとすると、後々大きな落とし穴にはまります。
例えば、「I play tennis.(私はテニスをする)」という英文において、主語「I」が起こす「play(する)」という動作のターゲットになっているのが「tennis」です。この「動作を受ける側」こそが目的語の本質です。文法上、目的語になれる品詞は原則として「名詞」「代名詞」、あるいは名詞の働きをする「動名詞・名詞的用法の不定詞・名詞節」に限られます。
ここで極めて重要なのが、動詞の種類である「自動詞」と「他動詞」の区別です。他動詞は文字通り「他に影響を及ぼす動詞」であるため、後ろに目的語を直接必要とします。一方、自動詞は「自らで完結する動作」を表すため、単独では目的語を取ることができません。英語の語順ルールにおいて、他動詞の後ろには必ず目的語が配置されるという配置原則が存在します。