なぜスマホの月撮影は白飛びする?クレーターまで鮮明に写すプロの設定術
iPhoneの標準カメラアプリで月を綺麗に捉える場合、「露出補正の限界引き下げ」と「ビデオ撮影を活用した裏ワザ」が極めて有効です。
まず基本となる静止画撮影では、最大望遠(光学望遠レンズ搭載モデルであればその最大光学倍率、または破綻しない範囲のデジタルズーム)で月を画面中央に捉えます。月を長押しタップして「AE/AFロック」をかけた後、フォーカス枠の右側に現れる太陽アイコン(露出スライダー)を一気に一番下までドラッグします。これだけで白飛びが抑えられ、月の輪郭とクレーターの濃淡が浮かび上がってきます。
さらに現場で高い成功率を誇るのが、「4K/60fps動画撮影からの静止画キャプチャ」です。iPhoneの動画モードはフレームレートを維持するためにシャッタースピードが高速化され、光の取り込み量が自然に抑えられます。
- カメラアプリを「ビデオ」に切り替え、解像度を「4K / 60fps」に設定する。
- 月をタップして露出スライダーを限界まで下げる。
- 録画ボタンを押し、録画中に画面右下に表示される白いシャッターボタン(静止画キャプチャ)をタップする。
この手法を用いると、手ブレによる被写体ブレを最小限に抑えつつ、白飛びを完全に封じ込めたシャープな月面写真を瞬時に記録できます。