乳児突然死症候群、本当に防げる?最新研究で判明した5つの対策

乳児突然死症候群、本当に防げる?最新研究で判明した5つの対策の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

乳児突然死症候群(SIDS)とは、それまで健康で元気に育っていた乳児が、主に睡眠中に予期せず突然死に至る病態を指します。病理解剖や死亡状況の綿密な調査を行っても、明確な死亡原因となる基礎疾患や外傷が認められない場合に診断されます。

混同されやすいのが「睡眠中の窒息事故(寝具による圧迫、吐瀉物の誤嚥など)」です。窒息は物理的な気道閉塞による外因性の事故であるのに対し、SIDSは呼吸や覚醒を司る神経系の制御異常など、身体の内的なメカニズム不全が関与していると考えられています。

比較項目乳児突然死症候群(SIDS)睡眠中の窒息事故対策と留意点主たる要因自律神経・覚醒反射の機能不全(内因性)柔らかい寝具、添い寝圧迫等の気道閉塞(外因性)要因は異なるが睡眠環境の改善で双方を予防可能発生ピーク時期生後2〜4ヶ月(大半が生後6ヶ月未満)寝返りを始める生後4〜8ヶ月頃に多発生後1歳を迎えるまでは徹底した警戒が必要前兆症状前兆はほぼ皆無(直前まで元気なことが多い)もがきやうめき声を生じる場合がある前兆を察知するのは難しいため予防策の徹底が必須国内発生頻度出生約4,000〜6,000人に1人の割合不慮の事故死として毎年一定数報告啓発キャンペーンにより発生件数は減少傾向

関連記事