じゃがいも栽培で大豊作!初心者でも失敗しない育て方と増収の全手順
スーパーで売られている食用のじゃがいもではなく、必ず病害虫検査を通過した「検査合格済みの種芋」を用意します。ここでの下準備の精度が、発芽率と初期の生育スピードを大きく左右します。
まずは種芋の切り方と植え方の要点を押さえましょう。1個あたり40〜50g程度の小ぶりな種芋は切らずに丸ごと植え付けます。60g以上の大きな種芋を使う場合は、頂部(芽が集まっている先端部分)からお尻側に向けて縦に包丁を入れ、各ピースに均等に良い芽が残るよう1片あたり30〜40gを目安に切り分けます。
切った種芋は断面から腐敗菌が侵入しやすいため、風通しの良い日陰で2〜3日乾かして切り口をコルク化させるか、草木灰や植物保護用の石灰を切り口に塗布してから植え付けます。なお、秋植え栽培では地温が高く腐りやすいため、切らずに丸ごと植え付けるのが鉄則です。
土づくりの段階では、植え付けの2週間前までに苦土石灰を控えめに施し(pH5.5〜6.0の弱酸性を好むため)、1週間前に完熟堆肥と元肥を混ぜ込みます。畑植えの場合は株間30cm、深さ7〜8cmの溝を掘り、切り口を下に向けて種芋を配置し、土をしっかり被せます。