【ヒロアカ】黒霧の正体は白雲朧?脳無となった衝撃の過去と涙の結末を徹底解説
AFOとドクターが白雲朧に目をつけた理由は、彼が持っていた優れた個性と、死柄木弔を育成するための「強固な保護者役」を必要としていた計画にあります。
黒霧の代名詞である個性「ワープゲート」は、生まれつき備わっていたものではありません。白雲の生前の個性「雲」をベースに、AFOが集めた複数の空間転移系や視界確保系の個性を掛け合わせることで、ドクターが人工的に生み出した「合成個性」でした。自分自身を黒い靄に変え、座標を正確に把握した空間と空間をつなぐこの能力は、奇襲・退却・戦力分散において作中屈指の戦術的価値を誇ります。
さらに残虐を極めたのは、その人格形成です。AFOは「死柄木弔に絶対服従し、精神的支柱となる保護者」を作り出すため、白雲の本来の記憶と人格を薬物や脳手術によって深層に封じ込めました。常に黒のスーツを身にまとい、慇懃無礼かつ紳士的に振る舞う黒霧のパーソナリティは、死柄木を暴走させずに一流の支配者へと仕立て上げるためにプログラミングされた、歪んだ擬似人格だったのです。