横山ノックと上岡龍太郎の真実!漫画トリオ秘話と関西政界の激動史
漫画トリオの活動休止後、横山ノックは自らのタレント性を政治の舞台へと持ち込み、国政選挙を経て大阪府知事にまで登り詰めた。一方の上岡龍太郎は、お笑い界における「芸」の美学を極める道を選んだ。進むべき道は大きく分かれたかに見えたふたりだが、その心の奥底に存在したのは固い絆だった。
横山ノックが大阪府政の渦中で激動の渦に巻き込まれた際も、メディアの前に立った上岡は、世間のバッシングに安易と同調することはなかった。時に厳しく、時に冷徹な言葉の裏に、師匠への複雑な愛着と深い敬意を滲ませていた。政治と芸能という二つの大波が交差する中で、彼らの絆は時に歪で、それでいて誰も踏み込めない高みに達していたのである。