横山緑の選挙はなぜ起きた?立川市議選の当選から落選の真相と現在
ネット配信界で確固たる地位を築いていた横山緑氏が、突如として現実の選挙戦に名乗りを上げた背景には、複数の思惑が絡み合っていました。最大の契機となったのは、NHKから国民を守る党(当時)の党首・立花孝志氏からの熱烈なスカウトです。
当時、地方議会に足がかりを作ろうとしていた立花氏は、ネット上で強烈な求心力と拡散力を持つインフルエンサーを探していました。一方の横山緑氏にとっても、長年アンダーグラウンド扱いされてきた「生配信者(生主)」という存在を社会的に認めさせたいという野心、そして配信コンテンツとしての最大の起爆剤を求めていたタイミングが完全に合致した形です。
当時の配信や本人の手記では、出馬の動機について「世間から底辺と見下されてきたネット配信者でも、本気になれば社会を変えられることを証明したい」という強い情念が語られていました。単なる売名や悪ふざけと揶揄される一方で、既成政党に不満を抱くネット世代の若者層からは「既存の政治空間に風穴を開けるのではないか」という熱狂的な期待を集めることになります。