『はしか猛威』感染拡大の裏に何が?家族を守る初期症状と最新対策
はしかの初期症状は、一見すると風邪やインフルエンザと見分けがつきにくい。だからこそ、初期段階での早期発見と感染隔離が、家族や周囲を守る最大の鍵となる。
感染後の潜伏期間は約10日〜12日。発症初期の「カタル期」と呼ばれる38度前後の発熱、咳、鼻水、目ヤニや結膜炎の症状が現れる。この時期の感染力が最も強い。風邪と決定的に異なるサインが、発症後数日して頬の裏側の粘膜に出現する白い斑点、「コプリック斑」である。この斑点を見逃さないことが極めて重要だ。
その後、一度熱が下がったかのように見えてから再び40度近い高熱が出ると同時に、耳の後ろや首筋から全身へと赤い発疹が広がる。発疹が出た時点ではすでに周囲へウイルスを飛散させている危険性が高いため、初期症状の段階で異常を感じたら、直接受診する前に必ず医療機関へ事前連絡を入れる配慮が求められる。