豪ドル円2020〜2021年の見通し|大底から急回復した真相を徹底解説

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2020年序盤、外為市場は未曾有の混乱に直面しました。2020年1月時点では75円前後で推移していた豪ドル円の為替チャート推移は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い急降下。同年3月19日には一時59.85円という、2008年10月のリーマンショック時(最安値55.02円)に迫る水準まで売り込まれました。

この豪ドル円のコロナショック急落理由には、資源国通貨特有の脆弱性が深く関係しています。世界的な都市封鎖(ロックダウン)によって国際物流と製造業がストップし、エネルギーや鉱物資源の需要が蒸発するとの懸念が直撃しました。さらに、外為市場全体で「有事のドル買い(米ドル現金の確保)」が猛威を振るい、流動性の低いオセアニア通貨が一斉に投げ売られたことが下落に拍車をかけました。

しかし、下落局面の極点において、市場心理は悲観から急速な巻き戻しへと転じます。各国中銀による巨額の財政出動と金融緩和がアナウンスされたことで、外為市場では豪ドルを中心としたリスクオン背景が急速に形成され、大底からの記録的な反発ラリーが幕を開けました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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