グリコ森永事件の犯人は現在どこに?怪人21面相の正体と時効の真相

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警察が犯人グループを現行犯逮捕できる最大の好機は、1984年11月14日の「ハウス食品脅迫事件」でした。

犯人からの指示に従い、捜査員が身代金(1億円)を積んだ車両で名神高速道路を走行。途中の大津サービスエリアで、周囲を異常なほど鋭い眼光で見回す「キツネ目の男」が捜査員によって目撃されました。しかし、「現金の受け渡しを確認するまで接触するな」という厳格な現場指示のため、職務質問や身柄確保は見送られました。

さらに同夜、滋賀県警の警邏パトカーが草津市内で、ライトを消して停車していた不審な白いライトバンを発見。パトカーが近づくとライトバンは猛スピードで急発進し逃走しました。追跡劇の末、犯行車両は乗り捨てられ、運転していた男は闇に消えました。車内からは警察無線を傍受する無線機が見つかり、まさに犯行グループそのものでした。

あと一歩で主犯を追い詰めながら取り逃がした失態は、警察内部に深刻な亀裂を生みました。翌1985年8月7日、滋賀県警本部長の山本孝氏が、退職の日に県警本部中庭で焼身自殺を遂げるという痛烈な事態に発展します。この悲劇からわずか5日後の8月12日、かい人21面相は「くいもんの 会社 いびるの もお やめや」との終息宣言を送りつけ、忽然と姿を消しました。

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