鬼滅の刃・上弦の鬼一覧|最強ランキングと死亡順を完全解説
百余年のあいだ欠員すら出なかった上弦の陣営ですが、遊郭編での陸(堕姫・妓夫太郎)、刀鍛冶の里編での肆(半天狗)と伍(玉壺)の戦死により、無惨は組織の再編を余儀なくされました。
ここで空席を埋めたのが、新上弦の肆「鳴女」と新上弦の陸「獪岳」です。特に鳴女の昇格理由は極めて実利的なものでした。彼女の血鬼術は、異空間「無限城」の構造を自在に書き換え、対象を任意の場所へ瞬時に転送できる空間支配能力です。無惨が禰豆子の太陽克服を知った際、鬼殺隊の本拠地を特定し、全隊員を一網打尽にするための戦略拠点として鳴女の力は不可欠でした。
一方、獪岳の抜擢には「呼吸を使える鬼」の希少価値がありました。雷の呼吸の後継者でありながら、黒死牟と遭遇した際に命惜しさに鬼となった獪岳。壱ノ型以外の技を極めていた彼は、善逸への劣等感と利己的な承認欲求を無惨に利用され、即戦力の穴埋めとして上弦の末席に据えられたのです。なお、上弦の伍が補充されず空席のままだった理由は、無惨の求める基準に達する強力な鬼が短期間で見つからなかったためと考えられています。