骨付鳥一鶴「おや・ひな」どっちが正解?味の違いと地元民が唸る食べ方の真相

骨付鳥一鶴「おや・ひな」どっちが正解?味の違いと地元民が唸る食べ方の真相の疑問点について、最新情報を詳しくお届けします。

一鶴の暖簾をくぐった客が最初に下さなければならない最大の決断、それが「おやどり」にするか、「ひなどり」にするかという選択です。名称から単なるサイズの大小や年齢差と捉えられがちですが、実際には食感、脂の乗り、旨味の深さ、適したアルコールに至るまで完全に別ジャンルの料理と言っても過言ではありません。

「おやどり(通称:おや)」は、卵を産み育てて十分に運動してきた成鶏を使用しています。最大の特徴は、一般的なフライドチキンや焼き鳥の常識を覆すほどの「強靭な歯ごたえ」です。一口噛んだ瞬間は皮がパリッとしているものの、肉質は非常に引き締まっており、生半可な力では噛みちぎれません。しかし、噛めば噛むほど肉の繊維の奥底から濃厚で重厚なコクと脂の甘みが溢れ出してきます。噛む回数が増えるごとにスパイスと鶏本来の野性味あふれる風味が舌全体を支配し、ビールやハイボールが無限に進むディープな味わいです。地元・讃岐の呑兵衛や常連客の多くが「最終的に行き着くのはおやどり」と語る理由がここにあります。なお、歯や顎に自信がない場合、注文時に「バラシ(包丁で骨から一口大に切り分けて提供してもらうスタイル)」を頼むのがスマートな裏技です。

対する「ひなどり(通称:ひな)」は、柔らかくみずみずしい若鶏を使用しています。皮は特注釜の熱風でパリッとクリスピーに焼き上げられ、歯を入れると中から驚くほど豊かな肉汁が噴き出します。身離れが極めて良く、ふっくらとして柔らかいため、小さな子どもから年配者までストレスなく豪快にかぶりつくことができます。ニンニクと胡椒の効いたスパイシーなタレが柔らかい肉身によく絡み、お酒のつまみとしてはもちろん、白米や「とりめし」のおかずとしても非の打ち所がありません。

比較項目おやどり(成鶏)ひなどり(若鶏)編集部の見解・おすすめ基準肉質・食感非常に硬く強靭。強い弾力と噛みごたえ極めて柔らかくジューシー。ふっくらした食感初見ならまずは「ひな」。噛む快感を愛するなら「おや」旨味とコクの質濃厚で野性味あふれる。噛むほど深みが増す淡麗かつ肉汁リッチ。スパイスのキレが際立つじっくり酒を嗜むなら「おや」の濃縮された旨味が圧勝食べやすさ握力と顎の力が必要。切れ目が入っている骨からの身離れが良く、片手でかぶりつきやすい「おや」を頼む際は店員へ「カット(バラシ)」希望を推奨価格帯の目安約1,100円〜1,200円前後(税込)約1,000円〜1,100円前後(税込)「おや」の方が希少性と手作業の仕込み工程から数十円高い最適な相棒生ビール、濃いめの角ハイボール、辛口純米酒むすび、とりめし、レモンサワー、炭酸飲料夕食の主菜なら「ひな」、居酒屋利用なら「おや」が鉄板

関連記事