ゲンドウ役からイッテQまで!名優・立木文彦の真実と独占舞台裏
アニメの世界で重厚なキャラクターを演じる一方、テレビのナレーション業界においても独自のポジションを確立した。その筆頭が、日曜夜のお茶の間を沸かせ続ける人気番組『世界の果てまでイッテQ!』だ。過酷なロケーションに挑むタレントたちの姿に、テンポ良く突っ込みを入れ、時には大げさなほどの情熱を込めて語りかける語り口は、番組の笑いを何倍にも増幅させている。
アフレコ現場の舞台裏によれば、あの独特なテンションと絶妙な間は、計算し尽くされた技術と即興性の賜物だという。映像の動きに一瞬で合わせる卓越したアナウンス力と、本気で面白がりながら原稿を読み上げる熱量が合致したとき、視聴者の爆笑を誘う「イッテQボイス」が生まれる。シリアスなアニメ声優としての実績があるからこそ、バラエティでのギャップが強烈なスパイスとして機能しているのだ。