岡田斗司夫の現在と年収は?ガイナックス退社理由と騒動の全真相
ガイナックス退職後、東京大学教養学部での講義「オタク文化論」を担当するなど知性派文化人としての地位を固めた岡田氏は、2007年に刊行した『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)で社会現象を巻き起こします。50万部を超える大ベストセラーとなった同書では、食べたものをすべてノートに記録するだけの「レコーディング・ダイエット」を提唱。自身も体重117kgから67kgへと、わずか1年間で50kgの減量に成功した劇的なビジュアルの変化は、テレビや雑誌で連日特集されました。
しかし、名声の絶頂期を過ぎた2015年1月、岡田氏のパブリックイメージを根底から覆す大スキャンダルが勃発します。ネット上に岡田氏と一般女性のキス写真が流出し、当初は「フェイク画像である」と否定したものの、数日後に一転して事実と認め謝罪。さらに火に油を注いだのが、岡田氏が管理していたとされる「女性80人の個人情報とレーティング(評価・ランク付け)が記されたリスト」の流出疑惑でした。
当時の報道各社の取材やネット配信での追及に対し、岡田氏は愛人関係の存在を認める釈明配信を行い、世間から猛烈なバッシングを浴びることになります。複数の交際相手をリスト化し管理していたという露悪的な実態は、ワイドショーや週刊誌で「女性蔑視」「異常な承認欲求」と厳しく糾弾され、担当していたテレビ番組の降板や講演の中止が相次ぎました。
通常の文化人であれば再起不能に陥るレベルの失脚劇でしたが、岡田氏はこの危機において、従来型のマスメディアへの依存を完全に断ち切る決断を下します。自らの非を一部認めつつも、地上波の復帰を目指すのではなく、自前のYouTubeチャンネルと有料メルマガ・サロンに発信の場を完全集約。スポンサーの意向に左右されない独立した言論圏を構築したことで、数年の沈黙期を経て驚異的な復活を遂げることになりました。