ガチ中華「千里香」は本当に旨い?名物羊肉串の魅力と口コミの真相を徹底解説
千里香の暖簾をくぐったなら、誰もがまず注文するのが看板メニューの羊肉串(ヤンロウチュアン)です。臭みが極めて少ない上質なラム肉の赤身と脂身が絶妙なバランスで交互に刺されており、炭火の強火で一気に焼き上げられます。焼き上がった串を手に取り、小皿に山盛りにされた特製ミックススパイス(クミンシード、粗挽き唐辛子、白ごま、各種漢方香料を配合した「干料」)をたっぷりとまぶして頬張ると、口いっぱいに広がる芳醇なスパイスの香りと羊肉の甘やかな脂の旨味が炸裂します。
1本単位(通常は5〜10本単位での注文が基本)で手軽に楽しめ、1串あたりの価格もおよそ180円〜220円前後と極めて良心的。ハイボールや青島ビールはもちろん、すっきりとした韓国焼酎(チャミスル等)との相性も抜群で、1人で10本以上を平らげる常連客も珍しくありません。
しかし、千里香の実力は串焼きだけに留まりません。訪れた際に絶対に外せないおすすめ料理として、以下の3皿が挙げられます。
第一に、締めの一杯として不動の人気を誇る延辺冷麺。蕎麦粉やどんぐり粉などを配合した黒みがかった極太麺は、強い弾力と喉越しが抜群です。牛骨ダシをベースにりんごや酢を利かせたシャーベット状の氷入りスープは、スパイシーな串焼きで熱くなった口内を一瞬で清涼感で満たしてくれます。具材にスイカやりんご、キムチが添えられた甘酸っぱく奥深い味わいは、盛岡冷麺や韓国冷麺とも一線を画す延辺独自の完成度を誇ります。
第二に、東北料理の代表格である鍋包肉(グオバオロウ / 東北風豚ヒレ肉の甘酢あんかけ)。タピオカ粉などをブレンドした衣を纏わせて極限までカリカリに揚げた大判の豚肉に、甘酸っぱい黒酢や白酢ベースのタレを絡めた逸品で、噛んだ瞬間の「サクッ、モチッ」という音の快感は他店では味わえないクオリティです。
第三に、前菜として圧倒的支持を得る干し豆腐の和え物(拌豆腐絲)。細切りにした干し豆腐に香菜(パクチー)やネギ、唐辛子油を和えた一皿で、ヘルシーながらも濃厚な旨味があり、串が焼き上がるまでの最高のスターターとして機能します。