風邪の時にお風呂は入るべき?熱と湯船の危険性を専門医が解説

風邪の時にお風呂は入るべき?熱と湯船の危険性を専門医が解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

体調を崩した際に最も迷うのが「熱がある時の入浴」だ。厚生労働省の統計や各種研究に基づき、日本医師会をはじめとする医療機関が監修した「発熱時入浴ガイドライン2026」では、体温別に明確な基準が示されている。目安として37.5℃以上の発熱がある場合、あるいは平熱より明らかに高く倦怠感が強い時期の入浴は原則として推奨されない。

熱がある状態で湯船に浸かると、身体に大きな負荷がかかる。血管が急速に拡張し、心臓への負担が増大するからだ。さらに、体力消費によって免疫系の働きが一時的に鈍化し、ウイルスに対抗する力が奪われてしまう危険性がある。臨床の現場に立つ専門医も、「高熱時の入浴はマラソンを走るのに近いエネルギーを消費する」と強い警鐘を鳴らしている。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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