Et-King「愛しい人へ」感動の誕生秘話とお前とおったらおもろいわの真実
インターネット上の掲示板、YouTubeのコメント欄、SNS(X/旧Twitter、TikTok)におけるET-KINGの名曲に対するネットの反応を検証すると、単なる懐古趣味にとどまらないリアルな熱量が可視化されます。
音楽ストリーミングサービスで初めてこの曲に触れた20代前半のリスナーからは、「最近の失恋ソングやチルい曲にはない、全身全霊の熱量に圧倒された」「こんな風にストレートに『幸せにしたる』と言ってくれる人と結婚したい」といった率直な投稿が相次いでいます。技巧的なボーカルや打ち込みサウンドが主流となった時代だからこそ、法被を羽織った男たちがマイク一本に魂を込めてがなり立てるような泥臭いアンサンブルが、逆に新鮮なインパクトとして届いています。
一方で、当時リアルタイムで楽曲を聴いていた40代〜50代の世代からは、「結婚して15年、喧嘩もたくさんしたけれど、車の中でこの曲が流れると初心に戻れる」「夫が結婚式で歌ってくれた思い出の曲。今聴くと涙が止まらない」という、人生の年輪を重ねた夫婦ならではの書き込みが目立ちます。楽曲がリスナー一人ひとりの生活の記憶と強固に結びついていることこそが、ロングセラーの真因と言えます。