エプスタイン事件の全貌|顧客リストとセレブの闇、謎の死を徹底解剖
2024年以降、裁判所の命令によって数千ページに及ぶ機密文書が順次開示され、関係者や有名人の実名が次々と公表されました。いわゆる「顧客リスト」としてネット上で大きな関心を集めた記録群です。
文書には、ビル・クリントン元大統領、ドナルド・トランプ元大統領、物理学者の故スティーブン・ホーキング博士、マジシャンのデビッド・カッパーフィールドなど、世界的な著名人の名前が多数含まれていました。ただし、ジャーナリズムの視点から留意すべきなのは、「文書に名前が記載されていた=違法行為に関与していた」わけではないという事実です。単なる搭乗名簿の記録や、被害者の供述内で名前が出ただけの場合も多く含まれています。
一方で、極めて深刻な打撃を受けたのが英国のアンドルー王子です。被害女性の一人であるバージニア・ジュフレ氏から、未成年時の性的関係を告発され民事訴訟に発展。最終的に巨額の和解金を支払って法廷闘争を決着させたものの、軍の称号や公務から退く事態となり、英王室の権威を大きく失墜させました。