東方仗助のジョジョ立ちが放つ魔力!表紙元ネタと再現の極意を徹底解剖

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東方仗助の立ち姿が放つ強烈な気品と色気は、どこから生まれているのか。その謎を紐解く最大の鍵は、原作者・荒木飛呂彦氏が愛読してきた海外のヴィンテージ・ファッション誌とアート写真集にあります。

荒木氏は自著『荒木飛呂彦の漫画術』や過去の美術展インタビューにおいて、ミケランジェロをはじめとするルネサンス期の彫刻作品とともに、1980年代に活躍した伝説的ファッションイラストレーターのトニー・ヴィラモンテス(Tony Viramontes)や、写真家ジャンパオロ・バルビエッリらのアヴァンギャルドな構図から多大なインスピレーションを受けたと公言しています。

特に第4部の連載当時は、ジャンニ・ヴェルサーチやクリスチャン・ディオール、モスキーノといったハイメゾンがモード界を席巻していた時代でした。仗助の学ランに見られる大胆な胸元のスリット、錨(いかり)やハートの装飾バッジ、そしてプリンス(Prince)を想起させるリーゼントヘアと中性的な佇まいは、当時のコレクションスナップのモデル立ちそのものです。肉体を極限までねじり、肩のラインと骨盤の傾きを逆方向へ交差させる「フィグラ・セルペンティナータ(蛇のような螺旋構造)」が、日本の不良少年というローカルな設定に見事な普遍美を授けました。

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